看護部

私たちは「手を伸ばせばあなたがいる」を基に、あたたかさとその人らしさを大切にする看護を行っています。

 

 法人教育担当看護師長
 緩和ケア認定護師 伊東理砂








緩和ケア病棟・緩和ケアチーム・在宅緩和ケアと、この20年間様々な緩和ケアに携わってきました。 患者様が最も自然に自分らしく輝けること、在宅での看取りを通して、ご家族が患者様にその大切な責任を愛として発揮され、 死別後もどこか誇らしい思いで亡き人に向き合い、自分自身の人生を満ちながら生きて行かれるお姿を幾重に拝見する度、 在宅緩和ケアの魅力は私の中で年々増しています。 また緩和ケアのみならず、在宅医療は今後、我が国の医療現場の中でますます重要なものとなってきており、 期待される役割や責務も大きくなってきています。そして看護としても、在宅看護はある意味看護の集大成のようなところがあり、 非常にやりがいのある奥深く専門性の高い分野です。
 当法人の看護は高い専門性とあたたかな看護の心を旨として、地域の 患者様・ご家族の健康と人生の質に貢献していきたいと思います。

 


 

~私たちの一日~
※当法人の看護チーム体制は、診療付看護(院内込)チームと訪問看護チームに分かれており、夜間コールは1ナースにつき月2回目安の勤務配置となっています。

〇訪問診療付き看護師の一日

朝の申送
訪問診療準備

訪問診療に同行し、ドライバー業務、診療補助、診療記録代行入力、看護ケアの実施
訪問診療終了後、院内にて残務処理(検査発注、各種連携業務、カルテ処理、訪問バック物品補充等)の実施

夕の申送・カンファレンス

〇院内看護師の一日

朝の申送

医師指示のあった患者様の電話での状態確認・医師への報告・指示対応
患者様・ご家族様からの電話の対応
及び医師への報告、指示対応
各種連携業務
退院前カンファレンスの参加
物品管理          等

夕の申送・カンファレンス

〇訪問看護師の一日
*当法人の診療所からの訪問看護はがん末期のみ対応しています

朝の申送・ショートカンファレンス
訪問の準備

在宅緩和ケア訪問看護(2~3件/日:1件につき1~2時間の訪問時間)
帰院後、看護記録・各種連携業務・残務整理・物品補充
在宅経過報告書作成     等

夕の申送・カンファレンス

〇夜間のコール対応

<対応時間=17:30~8:30>
夜間往診準備・検体出し
患者様・ご家族様からの電話の対応
及び医師への報告、指示対応
必要時、医師の指示により訪問看護やエンゼルケアの実施
(夜間の往診は医師のみで対応にて看護師同行は無し)

朝の申送

〇エール訪問看護ステーション 訪問看護師の一日
(がん末期,非がん 共に対応、医療保険・介護保険対応)