医療法人社団白羽会 理事長
永島 徳人(ながしま あつと)
医療法人社団白羽会はどんな病を抱えていても自宅で過ごしたいと思っている患者様やその御家族を支えるために2011年7月より船橋市全域を対象に訪問診療を始めました。自宅で安心して過ごしていただけるように、少しでも生活の質が上がるように医療と介護の連携をうまく取りながら、24時間体制でサポートしています。
「家に帰ってこれて良かった!」「やっぱり家は安心する。」と笑顔を見せられる方がいる一方で独居世帯や老々介護世帯も増えてきており、自宅での生活が困難になる方もたくさんいるのが現実です。しかし癌患者や神経難病患者等、医療依存度の高い患者様はなかなか市内の有料老人ホームやショートステイなどに入ることができず、自宅での生活に不安を感じながらも入院するぎりぎりまで自宅で生活をしたり、病院へ定期的なレスパイト入院(介護者の休養を目的とした短期入院)を繰り返しながら生活をしたり、長期間の入院を余儀なくされる方も多いはずです。
入院することで3食の食事や整容・排泄・入浴等の日常生活の基本的動作に対する支援は行われ、介護負担も軽減されますが病院での様々な制約により「自分らしく生きる」という点では難しくなってしまいます。
「つばさの杜」では24時間介護士と看護師がいる環境の中で、つばさ在宅クリニックの訪問診療も24時間体制でサポートすることができます。このような体制だからこそ医療用麻薬や持続点滴、人工呼吸器等を使用している医療依存度の高い癌患者様や神経難病患者様も安心して自分らしく生きることができるようになります。できることがだんだんできなくなっていく苦しみの中でも支えを強めることで人は人として生きることができます。最期の一口までおいしく召し上がることができるよう工夫されたお食事や嗜好品(酒やたばこ)、状態に合わせた入浴や外出支援など、入居者の希望にできるだけ添えるようにオーダーメイドで対応していきます。
人工呼吸器を装着されているALSの方も通信機器を用いて外部とコミュニケーション取ったり、外出支援を行ったりすることも自宅と同様可能になります。
「つばさの杜」はサービス付き高齢者住宅になります。人が人らしく生きることができる空間を入居者とかかわるスタッフ全員で作り上げていきます。10年間船橋で在宅医療と深く関わってきた医療法人だからこそできる医療依存度が高い患者様が安心して暮らせる生活の場を築いていきたいと思っております。
つばさの杜 施設長
西野 智章(にしの ともあき)
当施設では、医療法人が担う施設として、受け入れが難しいがんの末期の方、難病の方、様々な重度医療管理が必要な方々が安心して暮らせるよう、24時間365日介護スタッフと、看護師が常駐しています。
法人の理念である「手を伸ばせばあなたがいる。という私たちになる」は、ご入居者様・ご家族様に寄り添い、必要な時にすぐに手を差し伸べることができるよう努め、その結果ご入居者様・ご家族様が安心して過ごしていただける環境を作り上げていくことです。未熟ではありますがスタッフ一人一人が実践し、安心してご入居者様に過ごしていただけるよう努めてまいりますので、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
つばさの杜 料理長
髙橋 章(たかはし あきら)
「人が最期まで楽しめるのは食事です。その食事は最高のものを提供したい」という理事長の思いを聞き、介護の世界に飛び込んできました。これまでの料理の経験と、様々な施設で学んだ経験で、いつまでも楽しんでもらえる食事を提供いたします。
経歴・資格等
・1976年4月 横浜以世一 入社
・1981年7月 鶴巻温泉 陣屋 入社
・1983年5月 東京ヒルトンホテル 入社
・1989年6月 鎌倉 門前入社
・1991年8月 東京ヒルトンホテル 入社
・1997年9月 自営 和乃蔵 開業
・2003年11月 ヒルトン東京 入社(総料理長)
・2018年5月 ヒルトン東京 退社
●調理師免許
●河豚調理師免許
☆日本調理士庖友相互自治会 副会長
☆公益社団法人日本料理研究会 師範